グアナファト ガイド

世界遺産に登録された歴史と文化の薫り漂う美しい街「グアナファト」

ピピラ
ピピラ
 当校のあるグアナファト市はメキシコシティーから北300キロメートルに位置し、美しいコロニアルスタイルの家並みと金銀で栄えた町並みはユネスコ世界遺産に登録されています。
 さんさんと降り注ぐ太陽の下、色とりどりの家が立ち並び、中世を思わせるのんびりした雰囲気の漂う文化・芸術の街、学生の街としても知られています。日本人に友好的な市民も多いので、木陰のベンチでのんびりとメキシコ人との会話を楽しんでみるのもよいかもしれません。

歴史

 1500年半ばグアナファト市に鉱脈が発見され、大量の金銀の発掘が始まりました。しかしそれはスペイン人の富裕層と貧しい鉱夫の格差を大きくすることとなり、1810年メキシコ人による独立戦争を引き起こす原因となりました。現在も発掘は続き、いくつかの鉱山は一般の方に開放され、見学も可能です。

地理、気候

グアナファトの家並み
 標高約2000mにあるグアナファト市は、3月から5月に一番暑い時期を迎えます。この期間は照りつくような暑さですが、湿気がないため、日陰では涼しくも感じられます。
 5月~9月は雨季です。毎日雨が降り続けることもなく、例え雨が降っても暑い日があります。また1日中雨が降り続けることもないので、雨を避けながら観光を楽しんで頂けるでしょう。
 10月頃から朝晩が冷え込むようになります。11月から2月頃までは、上着が欲しくなる寒い日もあるため、この時期に旅行を計画されている方は上着を持参されることをおすすめします。

観光名所

 グアナファトの観光名所として、独立戦争の舞台となったアロンディガ博物館やミイラ博物館、イダルゴ市場、鉱山、大学等があげられます。また美術館や教会がいつくもあるので、世界遺産の美しい街並みを歩きながら、芸術と文化に触れることができます。
 市内を観光された後、街の真ん中にあるゴンドラでピピラの丘まで登っていただくとその日巡った建物が夕焼けに照らされ、街の夕暮れの美しさに魅了されることでしょう。

グアナファトへのアクセス

グアナファト市街
飛行機

 グアナファトに最も近い空港は、レオン市とグアナファト市の間に位置するバヒオ(El Bajio)/ グアナファト(Guanajuato)国際空港(空港コード: BJX)です。
 メキシコ国内では、アエロメヒコ航空等によるメキシコシティやティファナ等からの就航便を利用できます。
 国際線の場合、アメリカン航空のダラス発、ユナイテッド航空のロスアンゼルスとヒューストン発の就航便利用が便利です。
 バヒオ / グアナファト国際空港をご利用の方には車での送迎も承っております。お気軽にお問い合わせくださいませ。

高速バス(メキシコ シティーから)

 グアナファトまでの高速バスとして、Primera Plus 社と ETN 社がメキシコ シティー「北方面バス・ターミナル(Terminal Central del Norte)」からグァナファト郊外にある「Central Camionera」までの直行便(約5時間)を運行しています。

グアナファト近郊の町

サンミゲル デ アジェンテ
サンミゲル デ アジェンテ(San Miguel de Allende)
街の中心にある1700年代に建てられたゴシック様式のバロキア教会は必見。
ドローレス イダルゴ(Dolores Hidalgo)
独立戦争の先頭に立った、イダルゴ神父の出身地、そして陶器の町としても有名。
レオン(León)
グアナファト州では1番大きな商業都市。
皮革製品の製造も盛んで、メキシコ国内を始め、日本にも輸出されています。
イラプアト(Irapuato)
最近、自動車関連企業の工場進出が盛んな街。
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